2011年4月23日土曜日

Microsoft ライセンス - 2

新規でサーバーを導入予定。

普段ハード関係は自分が担当していないので。

なにが必要なのかを一から調べることに。

たたサーバーの構成は細かく指定がある訳ではないので、

サーバー用途だけ確認し、それにあわせてメーカーに見積依頼。

見積がでたら後は要件満たせる範囲で価格交渉して、という感じ。

マザー、CPU、メモリ、HDDの細かい仕様までは今のところ分からないし。

そこまで気にするほど大規模なシステムではないので。

まあハードはこれでいい。

躓いたのはライセンス。

なんでこんなにMicrosoftのライセンスは分かりにくいのか。

あと細かく分かれすぎて種類も多い。

ライセンスだけで金額が跳ね上がってしまう。

今回確認したライセンス。


Windows Server 2008 R2 Standard Edition 

上記ライセンスには仮想インスタンスライセンスが一つ付随する。

物理マシンであろうと仮想マシンであろうとOSのライセンスは必要である。

なのでOEM版のサーバー導入+OSライセンス1つと考えていた。

ところがホストマシン側でHyper-Vの管理しか行わない場合は、仮想インスタンスライセンスが有効。

別途仮想マシンのOSライセンスを購入しなくてもいい。

ホストマシン側にドメインサーバーなり、ファイルサーバーなり、

何らかの機能を持たせてしまうとアウトとのことだが。

ちなみに Enterprise Edition の場合は仮想インスタンスライセンスが3付随する。


Windows Server CAL

今まで大きな勘違いをしていました。

ライセンスの考え方として同時接続という考えかたをしていたのですが、

そういう考えかたではないみたい。

唯一同時接続という考えかたができるのがこのServer CAL。

運用するサーバーの台数が1台かつ今後サーバーが増える可能性が無い場合は、

同時接続モードでサーバーを構成し、Server CAL を購入したほうがいい。

その分CAL数を抑えられる。

しかし同時接続モードの場合は、そのサーバーにライセンスが依存する。

なので今後サーバーが増える場合は、Server CAL の追加購入が必要になってしまう。

サーバーが複数台となる場合は、接続デバイス、または接続ユーザー、どちらか数が少ないほうで

サーバーのモードを選択し、数分のCALを準備。

この場合はサーバーに依存しない。

複数台のサーバーに一つのCALでアクセス可能となる。


いろいろ整理した上で再度WEBサイトから確認するとだいぶ理解はできる気がする。



そもそもこのライセンス自体、コンプライアンスをどう判断するか。

特に機能が使えなくなるわけではないので、余計分かりにくくなっている気がする。

使えちゃうんで別にいりませんとはいえないし。

使えるのに何でお金払わないといけないのってなっちゃうし。

今後も悩まされ続けそうです。

分からないことが多すぎて。

日々精進。

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