2011年3月8日火曜日

祝婚歌

最近、こんな歌?詩?を知りました。

中のいい奴が結婚するというのでこんな詩があると教えてくれました。

WEBで検索するとちゃんと出てきます。

吉野弘さんが作られた詩だそうです。

詳しい事はよく知りません。

メローディーがあるような詩では恐らく無いんだと思います。

※ メロディーがあるなら誰か教えて下さい。


読んだだけで涙が出てしまいました。

普段何かと周りの目を気にして、力が入ってしまう自分としては、

とても優しく、なにか本来の人のあり方みたいなものを気づかされた気がします。

本当に素敵な詩に出会えて、幸せな気持ちになりました。

これを糧にまた明日から。

日々精進。


下記は歌詞。

『祝婚歌』 作:吉野 弘

二人が睦まじくいるためには
愚かであるほうがいい
立派過ぎないほうがいい
立派過ぎることは 長持ちしないことだと
気づいているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだ
うそぶいているほうがいい

二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
お互い非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そしてなぜ胸が熱くなるのか
黙っていてもふたりには
わかるのであってほしい

0 件のコメント:

コメントを投稿